生かされてある日々

「世界はエネルギッシュな人間のものである」……エマーソン(1803~1882)米の思想家

2016-01-01から1年間の記事一覧

ゆ う き

安全な場所に身を置いて勇敢であるのは簡単なことだ。 ‥‥イソップ(古代ギリシャの寓話作家) 真の勇気とは、人前でやっていることを誰も見ていないところでも実践できることである。 ‥‥ラ・ロシュフコー(フランスの作家) 流れに逆らって泳ぐには力と勇気が必…

い の ち

「宗教書、哲学書、文学書などを乱読するうちに、 何かから解き放たれていく自分を感じた。 人間であることの悲しみが薄らいだわけではない。 本を読むことによって、 むしろその悲しみは動かしがたいものになっていった。 しかし、そのほんとうの悲しみを知…

メディアの広める情報

圧倒的多数の人々は自由なる意志に基ずいて、己の意見や立場を決定していると無邪気に思い込んでいる。あたかも自身の意思で、さして必要もない商品を嬉々として買い求め、インタビューに際しては10人中9人が自分自身が考え抜いた意見であるかのように、…

ヤラウの実 Ⅳ

アスファルトの歩道の端っこに落ちた実が、西日に照らされて黄金色に輝いていた。 鉛筆、色鉛筆 etc (2013.11.18) 「書くことは治療法のひとつの形である。書いたり作曲したり描いたりしない人々はすべて、どうやって(孤独からくる)狂気やうつ病や人間に固…

ちっちゃい海

窓から、となりの家の向こうに遠く少しだけ青い海が見える。 散歩しよう、今日も暑くなりそうです。

静けさに帰る

萬物は生まれ、育ち、活動するがすべては元の根に帰ってゆく。 それは静けさにもどることだ。水の行く先はーーー海草木の行く先はーーー大地 いずれも静かなところだ。すべてのものは大いなる流れに従って定めのところに帰る。(そして、おお、再び甦るのを待…

路上の死 Ⅱ(風化)

それから一週間後に行ってみると、どこかに蛆虫は去りすっかり乾燥がすすんでいた。もう一週間もしないうちに風に飛ばされて跡形もなくなってしまうだろう‥。 鉛筆、色鉛筆、他(2013・5・14) 「残念ながら、あなたがいまかかえている問題は、そんなに深刻…

路上の死 Ⅰ

鉛筆、色鉛筆、他による画(2013.1.28) 「おそらくほかの動物は知らないと思うのだけれど、人間だけは自分が死ぬということ をすごく早くから知ってて、自分が死ぬということを、自分の人生観の中に取り入れて生きていかなければいけない。それはある意味で…

エフトゥシェンコ

ぼくらは 孤独をはばかって やりきれなさのあまりなにかの仲間に身を投ずるすると 役立たずの友情の奴隷のきずなが棺桶のふたまで つきまとってくる。 どの仲間も ばかげた具合にできていてある種の仲間じゃ 酒をのむばかり 正気返るひまもない。べつの仲間…

蟹 ・ 風化

鉛筆、色鉛筆画(2012・9) 「宗教書、哲学書、文学書などを乱読するうちに(中略) 人間であることの悲しみが薄らいだわけではない。 本を読むことによって、 むしろその悲しみは動かしがたいものになっていった。 しかし、ほんとうの悲しみを知ってしまっ…

蛙とカタツムリ

鉛筆、色鉛筆画(2012・1・24) 「たいていの人間は、静かな絶望の生活を送っている。 いわゆるあきらめとは、絶望の確認にほかならない。‥‥ 人類の競技や娯楽の底にも、きまって無意識の絶望がひそんでいる。 そこには歓びがない。歓びは仕事のあとにくるの…

R・ミズラック

Richard Misrach「The Mysterious Opacity of Other Beings」2015より ネバダ州フォロン付近、死せる動物たち 1978 ‥‥リチャード・ミズラック(1949~ )米国の写真家 「人間の生は、量ではない、質である。サルの生なら、質ではなく量に価値があるのかもし…

蒸し 暑い

今は33度でかなり蒸し暑い、早く終わったので扇風機を強にして缶ビールを飲む、島らっきょとカキピーをつまみに、あとはおもしろい本があったらベスト。 「こんなに長生きするとわかっていたら、もっと体を大事にしておくんだった!」 ‥‥読み人知らず、晴山…

ヤラウの実 Ⅱ

何年か前のこと、台風のあと2,3日してから散歩中に、 排水溝のわきで見つけた枯れ草といっしょのヤラウ(照葉木)の実。 鉛筆、色鉛筆その他による画(2012・12・22) 人間はけだかくあれ、情けぶかく やさしくあれ!そのことだけが、われらの知っている一…

土塊、子鼠

鉛筆、色鉛筆画(2012・8・27) 「単なる可能のうちから何れが美しかろうなどと探しあぐむのは時間の浪費というものである。如何なる可能も美しくはなく、ただ現実のもののみが美しいのだから。先ず制作せよ、判断はそれからのことだ」 ‥‥アラン著「芸術論集…

タ オ

第13章 たかの知れた社会なんだ ぼくらはひとに褒められたり貶されたりして、びくびくしながら生きている。自分がひとにどう見られるかいつも気にしている。しかしねそういう自分というのは本当の自分じゃあなくて、社会にかかわっている自分なんだ。 天と地…

ウ ジ ?

砂浜にエイが捨てられていた。よく見ると、腐りかけたその眼窩にはあふれるくらい蛆虫がわいていた。 鉛筆、色鉛筆画(2013・10・6) ●死体などに湧く蛆(ウジ)はどこからやってくるの? ☆ベストアンサー ウジはハエの幼虫と言うことで異論を待ちませんが、…

朝陽、シルエット

今朝昼は晴れ、雲がちょっと多いですが梅雨の中休み。夜にはまた、どしゃぶりの雨。Hさん、デジカメ画像を整理していたらいいのがありました。またの来島をお待ちしています。 東平安名埼、早朝(2016・4・26 ) 「 孤独はいいものだということを我々は認め…

豆乳ヨーグルト

最近、豆乳とヨーグルトにはまっている。牛乳をやめて毎日豆乳を飲むようにしている。それから、甘くないヨーグルトには粉の黒糖を少しかけて食べている。 偶然ネットで、豆乳ヨーグルトの作り方というのを見つけた。これは一石二鳥になるか、簡単そう、作っ…

ヤラウの 実

街路樹のヤラウ(テリハボク)、歩道におちた実はあちこち散らばり、鳥に啄ばまれ たり、蹴とばされたりして‥‥やがて風化してゆく。 色鉛筆画(2012・2・12) 「われわれは生涯のさまざまな年齢にまったくの新参者としてたどり着く。だから、 多くの場合、い…

R・サビエ

「しなやかに、ときに鋭く画面に切り込む筆勢。大きな顔、顔、顔。刻み込まれた皺、虚空を見つめる眼。それらが、闇の中から浮かび上がって静かな、しかも強い光を放つ。‥‥‥‥カタログで見るとテーマの重さ故か、心がうちひしがれてしまうのだが、それが全く…

梅雨?

気温27度ぐらい、今日は八時すぎから雨が降ったりやんだりの繰り返し、だんだんと強くなってきている。午後は新聞配達、雨さま、その時だけ少しだけ止んでくれますように! 「絵を描くのは初めから自分にも何を描くのかわからないのが自分にも新しい描くこと…

ありふれた死

ある朝、流しの上汚れたままの小鍋をのぞくとゴキブリが浮いていた。 色鉛筆画(2011・12・21) 「人はいつだって、いろんなものにさよならをいわなければならない」 ‥‥ピーター・ビーグル(1939~)アメリカの作家・脚本家 「死者は、われわれがまったく忘…

昨夜

「もちろん民衆は戦争を望まない。…だが、結局政治を決めるのは国の指導者で、…民衆を同調させるのは常に簡単だ。…民衆に自分たちが攻撃されていると述べ、平和主義者には愛国心がたりないと非難し、彼らが国を危険に晒していると主張すればよい。この方法は…

草刈り

四日ぶりの仕事、午前中は草刈り、蒸し暑くて汗だく、疲れた~。 梅雨入りまだかな、今年は遅いな。 涙のパヴァーヌ ~ ルネサンス・リュート名曲集。 今、疲れた時の一押し。

路上、ことり、死

色鉛筆、水彩による(2014・9・7) 「私の孤独は、互いに確かめ合わなければならぬような空疎なものではない。 それは宇宙大にまで充溢した虚無なのだ。」 ・・・池田晶子著「メタフィジカル・パンチ」より

手段や道具は、 真理を追及するためのものなのに、 手段や道具ばかりに夢中になる社会が できあがってしまった。 ‥‥H・D・ソロー著「孤独の愉しみ方」より

ハイビスカス

色鉛筆画(2013・10・19)

枯れ草のなか(轢死)

散歩中、道ばたの枯れ草のなかに干からびたカエルを発見、わだちの痕も。 色鉛筆画

閑 

久しぶりに、カーペンターズのCDを聞く、懐かしいけど新鮮。 ついでに汚れたのこぎりの歯の掃除をしようかな、ははは。 「退屈するのは、その中に野生がないからだ。」 ‥‥H・D・ソロー著「孤独の愉しみ方」より